YPGの取り組み
環境にやさしい印刷を実現
日本初の「水なしEco-UV印刷」を実現し、環境保全に取り組んできたYPGには、日本で初めて「水なしEco-UV印刷」を実用化
2012年(平成24年)12月3日(月)
日本印刷新聞(3面)ヨシダエコプリンティングシステム
YPGは、印刷物制作すべてのプロセスにおいて環境に配慮しております。
FSC認証について
FSC認証は環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組みです。(公式サイトより引用)適切な森林管理を推進
「FSC®/CoC認証」とは、適切な管理をされた森林より産出された林産物を加工・流通された木材や紙製品に付与されるもので、製品にはロゴマークが付与されます。認証された製品を選ぶ事で、適切な管理の上で利用される森林を支援し、森林保全に貢献する事ができます。限りある資源を適切に使い、持続可能な産業としてあり続けるため、当社は森林認証紙の積極的な使用を推進しています。
社会的・経済的・環境的に適切な管理がなされている森林を審査・認証
認証された森林から生産された木材を管理・加工
ロゴマークがついた認証製品を使用
環境に配慮した印刷物のシンボル「バタフライマーク」(参考サイト )
2023年3月より「印刷物一部当たりのCO2削減量」を入れることが可能になりました。
印刷物を製造する工程で発生するCO2に相当するクレジットを購入し、環境保全活動に投資する「カーボンオフセット」が可能です。環境への取り組みの一環として採用いただけます。
有害な廃液ゼロ + 温室効果ガスの削減活動を支援 × オゾンレス × 高生産性
有害物質が含まれる湿し水を使用しない「水なし印刷」で、あわせて速乾性があり生産性が高いUV印刷機を採用しています。
有害な廃液ゼロの水なし印刷
YPGは環境配慮への注目が高まる前の1992年(平成4年)に水なし印刷を導入し、率先して取り組んでまいりました。
温室効果ガスの削減活動を支援するカーボンオフセット
印刷物製造時に排出されるCO2を実質ゼロにする取り組みで、カーボンニュートラルに貢献します。
温室効果ガスの削減活動を支援する「カーボンオフセットプリント」マーク
当社が商標登録を行ったこのマークは、印刷物に表示することで、その製品が環境保全への貢献をしていることを明示します。
2023年11月から、少部数のデジタル印刷においてもカーボンオフセットを実現し、このマークが付いた印刷物には「印刷物一部当たりのCO2削減量」が記載され、消費者に対して具体的な環境への影響を可視化します。印刷工程で発生するCO2を、環境保全活動へのクレジット購入を通じてオフセットすることで、実質的なCO2排出量をゼロにすることが可能です。
このマークを印刷物に採用することにより、環境への取り組みを強調し、社会的責任を果たしていることをアピールでき、企業のブランド価値を高めるとともに、地域社会の環境保全への貢献も実現できます。
オゾンレスのEco-UV印刷
高感度UVインキを用い、ランプ1灯で従来と同等の乾燥能力を有しながら、消費電力を1/3に削減。さらに紫外線の短い波長をカットし、オゾンの発生を抑制しています。
高生産性なUV印刷
油性インキのように半日以上の乾燥時間が必要なく抜き・貼り・製本という生産工程を同時に進めることができます。
ノンVOCインキ
(有害物質を含まず環境にやさしいインキ)
通常の「油性インキ」は、光化学スモッグの原因となるVOC(揮発性有機化合物)や石油系溶剤を使用します。印刷インキを身近に取り扱う現場の作業員のことを考えると、人体に影響の少ない資材への切り替えは大変重要です。また、印刷工程で発生するVOCの揮発・排気による大気汚染も深刻な問題です。
「UVインキ」は構成物の中にVOCや石油系溶剤を含まない環境にやさしいインキです。当グループの機械は、インキメーカーと共同開発した「水なし印刷対応のUVインキ」を使用しています。
安全に配慮した製本
針金を使用しない製本で、高齢者の方やお子様にも安全な印刷物を提供できます。
針金を一切使用せず、紙だけで中綴じ製本ができます。
GP(グリーンプリンティング)マークとは
GPマークは資材から工程までの総合的環境配慮マークです。印刷製品にGPマークを表示することで、印刷資材、製造工程、印刷会社の取組全てが、環境に配慮されていることが一目瞭然になります。第三者からなる認定委員会によって認定を受けた工場の印刷製品であり、その内容が保証されています。(参考サイト )資材・工程・取り組みの全てが環境対応している証
印刷製品だけでなく、資材や印刷関連工程、事業者の取り組みなど、総合的に環境に配慮した印刷工場を認定するものです。