手触りで魅力アップ!厚盛印刷の「デコプリントKasane」
デジタル技術の進歩やスマートフォンの普及により、さまざまな情報が画面を通して入手することが当たり前になっています。
一方、デジタル媒体が当たり前になればなるほど、直接手で触れる体験を通じて、新鮮で新しい付加価値を提供することができます。リアル媒体での訴求も、少なくなっていく分、受け取った側が嬉しい場面も増えていくのではないでしょうか?
今回は、実際に手で触れる楽しみを印刷物にプラスして魅力をアップする、YPGの厚盛印刷についてご紹介します。
厚盛印刷とは?
一般的に「厚盛印刷」と呼ばれる印刷加工には、シルク厚盛、厚盛ニス、厚盛箔、UVニスなど印刷手法によってさまざま存在し、本やカタログなどの表紙の加工にも多く採用されています。
いずれも、印刷物にインキを厚く盛ることで印刷面を盛り上がらせ、凹凸とした立体感と光沢や艶などの質感を表現する印刷技法です。
平面では表現できない立体感・高級感を持たせることで、目を惹き、手触りでも印象に残る効果を与えてくれます。
また耐摩耗性といった印刷物を保護するメリットもあります。
前述の通り、厚盛印刷にはさまざまな加工方法がありますが、今回の記事でご紹介する厚盛印刷は、YPG所有のデジタル印刷機CMYK4色+最大2色の特殊トナー(ゴールド、シルバー、ホワイト、クリア)を活用した印刷技法です。「デコプリントKasane」の名前で親しんでいただいています。
「デコプリント」=印刷物の表面に装飾的なデザインやパターンを印刷してデコレーション
「Kasane」=洋菓子のミルフィーユのように、印刷を何層も重ねて厚みを表現
この2つの意味を組み合わせて命名したのが「デコプリントKasane」です。
デコプリントKasaneの特徴
つやつや、ぷっくり、でこぼこ、ざらざら。
デコプリントKasaneは、他の印刷物とは違う見た目・触り心地と自由なデザイン性で、お客様の販促活動をサポートします。
見た目で惹きつける
ツヤツヤと光の反射で光ったり、ぷっくりとふくらんでいたり。「なんだろう」と手に取ってもらえるツールになります。
手触りで記憶に残る
普通の印刷物にはない手触りで触覚に訴えかけ、つい触って、見てしまうツールにランクアップします。
魅せたい場所を自由にPR
ロゴを目立たせたい、テクスチャの手触りを再現したいなど、目的に合わせたデザインが可能です。
おすすめ活用例
デコプリントKasaneは、このようなツールにおすすめです。
・陳列棚で目立って目を惹く:POPやパッケージ
・特別感・高級感を演出&偽造防止効果も発揮する:商品券やチケット
・高級ラインの商品を演出する:カタログやパンフレット
・他と違う手触りで目を留めてもらえる:DM
・印象的で覚えてもらえ、会話のきっかけになる:名刺やカード
・現物の準備や内職が不要 で、重くない!かさばらない!:サンプル帳
採用事例
デコプリントKasaneをご採用いただいたユーザー様の事例を一部、ご紹介します。
T様:ビニールカバーからの切り替えで脱プラにも貢献
表紙に耐久性の面から、これまでレザー風のビニール製カバーを使用していましたが、環境への配慮から、表紙に「デコプリントKasane」でレザー柄の印刷に切り替え。表紙と本文全ての材質を紙で作成することができました。
カバーに施されたレザー柄の質感も元のビニールと遜色なく、脱プラにも貢献できました。
N様:手に触れてインパクトを与える包装紙
PR用として渡すノベルティの包装紙に「デコプリントKasane」を採用いただきました。
ドットや直線の柄を厚盛で表現し、お渡ししたお客様に手触りも楽しんでいただき印象に残る仕上がりになりました。
S様:記憶に残る名刺として
初対面でご挨拶する際の必需品"名刺"。ビジネスマンであれば、誰もが思考を凝らした名刺でインパクトを与えたいと思いますよね。
今回はロゴ部分に「デコプリントKasane」をご採用いただき、光沢のある盛り上がったロゴで高級感を演出させていただきました。
M様:カタログに高級感をプラス
高価な取り扱い製品に合わせて、カタログでも高級感を演出したいとご相談をいただき「デコプリントKasane」を採用いただきました。
黒をベースとしたシックな配色にKasaneでエンボス柄を施し、製品の魅力を表現するカタログとなりました。
おわりに
デコプリントKasaneは、このようなツールにおすすめです。
デジタル化によって紙の需要は減少しているものの、紙媒体でしか表現できない手触りを付加価値としてお客様に届ける「厚盛印刷」は、リアルで訴求したい場合におすすめの新しい印刷手法です。
デジタル媒体と紙媒体それぞれの利点を使い分けていくことが、今後の販促活動ではますます必要になるでしょう。
リアル販促で価値を高め記憶に残るツールには、厚盛印刷「デコプリントKasane」をぜひご検討ください。
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